ウイルス血清反応検査
- 【読み】
- ういるすけっせいはんのうけんさ
- 【英語】
- viral serum reaction test
- 【辞典・辞典種類】
- 歯科臨床検査事典
- 【詳細】
- ウイルスに対する血清中の抗体を検出する検査で、ウイルス疾患の診断に用いられる。血清診断には、患者の急性期および回復期両方の血清について、それぞれの抗体価を検出し、その上昇を確認しなければならない。また、抗原性が同一のウイルスにおいても型により異なり、同一の型でも変異のために違いがあり、さらに健康人でも不顕性感染があるなど、判定上の問題点がある。
次の検査方法が用いられる。
1)補体結合反応
2)血球凝集抑制反応(赤血球凝集阻止反応)
3)螢光抗体法
4)中和試験
5)酵素抗体法(酵素免疫測定法)