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カウプ指数

【読み】
かうぷしすう
【英語】
Kaup index
【辞典・辞典種類】
歯科臨床検査事典
【詳細】
【意義・目的】乳幼児期は生涯のうちで全身の成長・発育が一番著明な時期である。この時期の小児の発育状態を把握することはきわめて重要なことである。
【検査法】乳幼児期の小児の発育状態を体重(Wg)と身長(Lcm)とから判定する方法で次式によって得られる。
W/L2
日本ではこの10倍値が慣用されている。
【正常値】18.9~15
【結果・評価】
スコア
 22以上  肥りすぎ
 21.9~19 優良
 18.9~15 正常
 14.9~10 栄養失調症
 9.9以下  消耗症
 なお、学童期以後の小児や成人には年齢と比較的無関係に安定した値を示すローレル指数が多く用いられる。