核医学検査法
- 【読み】
- かくいがくけんさほう
- 【英語】
- nuclear medicine examination
- 【辞典・辞典種類】
- 歯科臨床検査事典
- 【詳細】
- 【同】ラジオアイソトープ、RI
【定義】放射性同位元素(ラジオアイソトープ、RI)の医学への応用であり、放射性医薬品または非密封放射性同位元素を疾病の診断およびその病態生理・生化学を追求することを主な手段あるいは目的とする検査法である。ラジオアイソトープRlによる検査法には生体内in vivoと生体外in vitroの2つの方法がある。生体内検査法は身体内に投与されたRIが特定の臓器、組織に集積された状態を体外より検出し、分布像として記録し診断する方法であり、歯科臨床では唾液腺疾患、骨疾患、腫瘍性疾患や炎症性疾患など診断に利用されている。生体外検査法は血液試料中の微量成分のホルモン、特殊な蛋白質や酵素などをラジオイムノアッセイ(RIA)で測定、分析する方法である。