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ガラクトース負荷試験

【読み】
がらくとーすふかしけん
【英語】
galactose tolerance test
【辞典・辞典種類】
歯科臨床検査事典
【詳細】
【意義・目的】ガラクトースは糖質の構成成分で、単糖類、六炭糖の1つであり、ブドウ糖と合せて二糖類の乳糖を形成している。ガラクトースの同化は肝において行われるので、負荷試験では尿中への排泄の程度により糖代謝障害、肝質の機能障害を知ることができる。
【適応疾患名】黄色肝萎縮、肝硬変、黄疸など。
【検査法】
 1)経口的負荷法:早朝空腹時排尿後に40gのガラクトースを300mlの水に溶かし服用させる。以後1時間ごとに排尿、6時間後までの尿をとり、糖の有無を調ベ、存在すれば全部を合せて糖量を定量する。また投与後30、60、90、120分に採血し、血糖量を測定し、血糖上昇値を測定する。
 2)静脈内負荷法:早朝空腹時排尿、体重測定、空腹時採血し、血糖量を測定する。40%グルコース液を0.5ml/kgの割合で肘静脈に注入し、3、20、40分後に採血し血糖量を測定する。また尿は経口的負荷法と同時に採取し、尿糖も測定する。以上から各時間の血糖上昇値および残留率を算出する。
【正常値】
1)経口的負荷法
尿糖排泄時間 2~3時間
尿糖排泄量 0.40~2.1g(平均0.9g)
2g以下正常 2~3g疑惑値、3g以上病的
血糖上昇量 22~73mg/dl、平均44mg/dl
60mg/dl以下疑惑値、60mg/dl以上病的
2)静脈内負荷法:健康者 20分後血糖上昇率15mg/dl以下、残留率25%以下、20分と40分上昇値合計20mg/dl以下、残留率合計35%以下。
【結果・評価】
 1)経口的負荷法:陽性 急性肝炎、黄色肝萎縮、肝硬変、実質性黄疸と閉鎖性黄疸との鑑別(肝癌、うっ血肝、胆石症では陰性)。
 2)静脈内負荷法:肝機能障害者 20分上昇値21mg/dl以上、残留率35%以上、20分と40分上昇値合計30mg/dl以上、残留率合計50%以上。