カリオスタット
- 【読み】
- かりおすたっと
- 【英語】
- Cariostat
- 【辞典・辞典種類】
- 歯科臨床検査事典
- 【詳細】
- 【原理】スクロースを加えたカリオスタット培地に少量のプラークを投入し、培養し、pH指示薬の色変化に応じて判定する、一種の微生物の酸産生能を測定しようとする齲蝕活動性試験法である。下野ら(1976)が開発した。
【検査・方法】
1)上顎臼歯頬側面を既製滅菌綿棒で2、3回拭う。
2)同綿棒をカリオスタット培地2ml入った既製試験培地へ投入する。
3)24時間および48時間37℃で培養し、色見本用標準試験液と比較して判定する。
【結果】下野ら(1976)は2歳4カ月の保育所園児45名を4カ月間隔で1年間追跡し、Snyder testと比較した。その結果、カリオスタットとSnyder testとも現症とよく相関していた。また8カ月後ではSnyder testよりカリオスタットのほうがよく齲蝕重症度と相関していた。また、カリオスタットの判定時間は24時間より48時間のほうが一般的によい結果が得られている(中垣ら 1998)。