呼吸停止時間
- 【読み】
- こきゅうていしじかん
- 【英語】
- breath holding time
- 【辞典・辞典種類】
- 歯科臨床検査事典
- 【詳細】
- 【同】息ごらえ時間
【意義】酸素欠乏に対する肺および心臓の予備力を表わす。
【適応】呼吸機能の予備力の評価。全身麻酔に先立って行うことが多い。
【検査法】2つの方法について述べる。
1)被検者に安静呼気位において呼吸を停止させ、無呼吸に耐えられる時間を測定する。
2)被検者に十分深呼吸を行わせたところで呼吸を停止させ、無呼吸に耐えられる時間を測定する。
【正常値】1)の場合、20秒未満では予備力が劣ると考えられている。2)の場合、男性は40~120秒(平均60秒)、女性は30~80秒(平均45秒)である。男性で40秒以下、女性で30秒以下は病的と認めてよいようである。
【評価】呼吸器疾患をもつものでは、呼吸停止時間は健康人より劣るため、ある程度の目安になり、従来はかなり利用された。しかし、種々の因子が入り複雑なため、その生理的解釈は十分ではない。