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細菌顕微鏡検査

【読み】
さいきんけんびきょうけんさ
【辞典・辞典種類】
歯科臨床検査事典
【詳細】
【意義・目的】細菌を各種顕微鏡により鏡検することによって、その細菌の形態、大きさ、構造を知ることができる。
【検査法】光学顕微鏡用標本には、大別して微生物の運動がみられる無染色標本、slide glass上に固定染色して観察する染色標本がある。
1)無染色標本の場合:暗視野顕微鏡、位相差顕微鏡を用いる場合、懸滴標本観察法がある。
2)染色標本の場合:塗抹、乾燥、固定、染色。
細菌に色素を反応させると細胞の形態・構造が、光学顕微鏡下で観察できるようになる。普通染色(単染色、グラム染色)および特殊染色(莢膜染色、鞭毛染色、芽胞染色、異染小体染色、抗酸染色)がある。
水洗、乾燥、検鏡。