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酸性フォスファターゼ活性検査(滲出液)

【読み】
さんせいふぉすふぁたーぜかっせいけんさ(しんしゅつえき)
【英語】
examination of acid phosphatase activity 
【辞典・辞典種類】
歯科臨床検査事典
【詳細】
【定義】 炎症マーカーとして、歯肉溝滲出液の酸性フォスファターゼ活性を測定することをいう。
【目的】 歯肉溝滲出液には組織や細菌由来の酸性フォスファターゼなどの酵素が多量に含まれており、歯肉の炎症の程度と相関性があるとされている。したがって、本検査は、歯肉の状態をより客観的に評価することを目的とする。たとえば、歯周疾患患者の初診時とメンテナンス期との比較などに用いる。
【適応疾患名】 歯周疾患。
【検査法】 マイクロピペットで歯肉溝滲出液を採取することもあるが、現在一般的には、簡易防湿後、短冊状の濾紙を歯肉溝(歯周ポケット)に約30秒程度挿入し、歯肉溝滲出液を採取する。その後200μlの冷精製水を加え、濾紙を機械的に破砕し、3000×gで15分間遠心し、上清を酵素として使用する。この酵素10μlに基質緩衝液0.2mlを添加し、37℃で60分間反応後、発色させO.D.500nmでの吸収を測定する。
【結果】 歯肉の炎症症状が強いほど、歯肉溝(歯肉ポケット)滲出液中の酸性フォスファターゼ活性は高い。