双合診
- 【読み】
- そうごうしん
- 【英語】
- bimanual examination
- 【辞典・辞典種類】
- 歯科臨床検査事典
- 【詳細】
- 【同】双指診、双手診
【定義】触診による検査法の1つで、左右の手指を用いて行われる。
【意義・目的】病変の大きさ、硬結の有無、形態、硬度、位置、圧痛、周囲組織との境界さらに波動や拍動性などを調べることを目的とする。
【適応疾患名】化膿性疾患、嚢胞性疾患、各種腫瘍、顎下腺・耳下腺炎、血腫、口底部軟組織の疾患、リンパ節の状態。
【検査法】一方の指示頭を腫脹部端におき、他方の指示頭を反対側におき片方より圧を加え、病変部をはさみこむようにし各所見を触知する。また、2本の指を病変部上方に置き、その中心部より圧を加える方法もある(波動の触診)。これらの触診はあらゆる方向から行わなければならない。