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超音波映像法(断層法)

【読み】
ちょうおんぱえいぞうほう(だんそうほう)
【英語】
ultrasonography、echography
【辞典・辞典種類】
歯科臨床検査事典
【詳細】
【同】超音波検査法、パルスエコー法
【定義】1MHz(メガヘルツ)~10MHzの音波を、深触子より生体内に向け発信させ、体内組織よりの反射率の分布を深触子で受信して得られた情報を断層像として描出する方法で、Bモード法ともいう。一方生体からの反射エコーを検出して、振幅を時間関数として、オッシログラフなどで表示する方式をAモード法と呼ぶ。
【意義・目的】非侵襲的でX線のように生体に障害を与えないので反復検査して、生体内情報を得ることができる。動いている臓器も実時間(real time)で情報を得ることができ、特に軟組織中の病変の描出に優れている。
【適応疾患名】頬部、口底部、顎下部、頸部などの軟組織中の悪性、良性腫瘍、嚢胞、膿瘍、唾液腺疾患、リンパ節転移。
【検査法】顎口腔領域では検査対象は体表面に比較的近く、通常深触子と皮膚面との間に水嚢や市販の超音波検査用の介在物質を介し走査する。皮膚面と密着させるためにグリセリンや市販のゲル様物質を十分塗布する。
【結果・評価】一般的に顎骨内病変には不向きで、周囲軟組織中の病変の検索に用いられる。しかし皮質骨が薄くなっていれば顎骨内腫瘍や嚢胞でも検査可能である。繰り返し手軽に検査ができることから他の画像診断法と組み合わせて使用することでさらに有用性を増す。