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def歯率

【読み】
でぃーいーえふしりつ
【英語】
deft rate
【辞典・辞典種類】
歯科臨床検査事典
【詳細】
【同】deft率
【意義・目的】乳歯列における現在歯の齲蝕経験歯数を現在歯数に対する百分率で表わした齲蝕経験歯の指標である。Gruebbel(1944)は、Kleinら(1938)の提唱した永久歯列における齲蝕経験(DMF)の考え方を乳歯列にも適用しようとしたが、喪失乳歯の原因が齲蝕によるのか、生理的脱落によるのか明らかにできないとしてr失歯を齲蝕経験歯に含めないdefの考え方を提唱した。小文字は永久歯列の大文字に対するもので、d(decayed deciduous teeth indicated for filling)は充填を要する乳歯齲蝕、e(decayed deciduous teeth indicated for extraction)は抜去を指示された乳歯齲蝕、f(filled deciduous teeth)は充填された乳歯齲蝕、t(teeth)は統計単位の歯を表わしている。defの適用対象は乳歯の脱落が増加し始める5歳以上で、それ未満の者にはdmfが使われる。
【検査法】一般に採用されている乳歯列の歯種別または歯種別・歯面別の診査記録票から、def指数と現在歯数とを求める。喪失原因はどうあれ喪失歯数は含まれないことに注意する。def歯率は次の式によって求められる。
def歯率=被検査者のdef指数の合計/被検査者の現在歯数の合計×100
【評価】永久歯列のDMFTおよび乳歯列のdmftは、齲蝕が原因の喪失歯も含めた総齲蝕経験量である。喪失歯の評価を除外した点においてdefの特殊性がある。def歯率は別項の齲蝕経験の有無を人単位で表わすdef者率に比べ、齲蝕の疫学要因の影響をより鋭敏に反映する。適用としては、一般にすべての歯種を対象とすることもあるが、調査・研究の目的によっては特定の歯種を限定して評価することもできる。