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デジタルX線画像

【読み】
でじたるえっくすせんがぞう
【英語】
digital radiographic image
【辞典・辞典種類】
歯科臨床検査事典
【詳細】
【同】デジタルX線映像法
【定義】透過X線の画像データをアナログ・デジタル(A/D)変換し、デジタル画像処理して診断に役立つ画像を作製し、ふたたびアナログ化して表示した画像をデジタルX線画像と呼ぶ。また、こうした手法をデジタルラジオグラフィーと称する。
【目的】本法は、【1】画像処理を加えることにより診断目的にあったX線画像を作ることができる。【2】画像を光ディスクなどに収納することになり保管スペースの節約、検索時間の節約、病院内・間の画像の伝送、などが可能となる。【3】X線の検出器が高感度なため、低線量での検査が可能となる、などの利点を有する。
 デジタルラジオグラフィーではX線ビームの投影の形態、検出器の種類、画像表示の方法によってさまざまなタイプが臨床的に利用されている。代表的なものは血管造影に用いられるデジタルサブトラクションアンギオグラフィー(DSA)と、単純撮影を主とした汎用型の装置である。