デルタアミノレブリン酸定量
- 【読み】
- でるたあみのれぶりんさんていりょう
- 【英語】
- δ-aminolevulinic acid、ALA
- 【辞典・辞典種類】
- 歯科臨床検査事典
- 【詳細】
- 【意義・目的】赤血球系幼若細胞や肝細胞中のミトコンドリアで合成されるが、デルタアミノレブリン酸は最終産物のヘム合成まで不可逆反応であるのでALAの供給量がそのままヘムの生産量となる。このヘムはヘモグロビン、ミオグロビンや種々の呼吸酵素の構成であるので生体の機能にとって重要である。したがって、後述の血液疾患の場合のALA値の測定は臨床的に診断上大切である。また鉛中毒の場合にもその測定は欠くことができない。
【適応疾患名】各種貧血、鉛中毒やポルフィリン症における病態、診断、治療に用いる。
【検査法】24時間尿を用いる。種々測定法が報告されているが尿中混入物が多い場合もありそれぞれいまだ理想的な方法がない。
和田らの方法:ウロビリノーゲンなどのエーンリッヒ試薬陽性物質を除去してALAピロールを作り、エーンリッヒ試薬によって赤色発色させ分光学的に測定する。
【正常値】種々の測定法があるが測定法も複雑で正常値も検査により差がある。
【結果・評価】正常値に幅があるので施設での正常値を定める必要がある。