ハイドロキシプロリン活性検査(滲出液)
- 【読み】
- はいどろきしぷろりんかっせいけんさ(しんしゅつえき)
- 【英語】
- hydroxyproline, Hyp
- 【辞典・辞典種類】
- 歯科臨床検査事典
- 【詳細】
- 【意義・目的】 ハイドロキシプロリンは第2アミノ基をもつコラーゲンに特有な構成アミノ酸である。本アミノ酸は動物界ではハイドロキシリジンとともにコラーゲンにのみ特異的に存在し、このアミノ酸量をもってコラーゲン量を代表させることも行われる。歯肉溝滲出液はアミノ糖とハイドロキシプロリンを含む蛋白に分画され、その存在が歯周病の活性度を示す指標として用いられることもある。
【検査法】
1) 歯肉溝滲出液をペーパーストリップスにて通法どおり採取する。
2) プールしたストリップスを蒸留水中に投入し30分間振盪後、9300xg、4℃、20分間遠心処理を行う。
3) 上清を6N-HCI、110℃、16時間加水分解を行い、Kivirikkoらの方法に準じて測定する。
【結果・評価】Hara & Takahashiの報告によれば、歯肉溝滲出液中のハイドロキシプロリン濃度は、29.49±17.85μg/g(n=14)であり歯周外科1ヵ月後で増加し、6ヵ月後には術前以下のレベルに低下するとしている。また、Paunioは0.72-2.4μg/strip(n=4)と報告している。歯周病の進行度を示すものとして利用される。