ヒスチジン
- 【読み】
- ひすちじん
- 【英語】
- histidine
- 【辞典・辞典種類】
- 歯科臨床検査事典
- 【詳細】
- 【意義】ヒスチジンすなわちα‐アミノ‐β‐ミダゾルプロピオン酸は、アルギニン、リジンとともに蛋白質中に広く分布している塩基性α‐アミノ酸である。ヒスチジンの含有量はヘモグロビンでは約8.5%に及ぶ。
ヒスチジン血症は、ヒスタミン分解酵素が先天的に欠如しているので、血中、尿中のヒスチジンが増量するために言葉の遅れ、知能障害などが現れてくる。
【適応疾患名】ヒスチジン血症。
【検査法】クプリゾン第1試薬2mlに新鮮尿0.1mlを加え、第2試薬0.1mlを加え5分間室温におく。5分後に青色が無色化すれば陽性。