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マイオモニター

【読み】
まいおもにたー
【英語】
myomonitor
【辞典・辞典種類】
歯科臨床検査事典
【詳細】
【定義】咀嚼筋群に対し一過性同時収縮を電気刺激で不随意的に誘発させる装置である。
【目的】1969年B. Jankelsonにより考案された装置で、咬合の修正および再構成をするために咬合不調和などの異常筋活動を除去し頭蓋骨に対する正しい下顎位の決定に用いる。マイオモニターは1.5秒間隔で持続約0.5msec、電圧7.8~10.0Vの短形波を発生する装置で、経皮的に第V、第VII脳神経枝を刺激して、咀嚼筋群を反復的に収縮させ筋痙縮状態を弛緩させるために治療上用いる。
【適応疾患名】無菌顎者の義歯製作時の咬合採取、顎間節症など。
【検査法】マイオモニター装置電極を皮膚表面に貼布し、通電する。貼布部位は下顎切痕部に-電極を頸部に+電極を皮膚面に貼布する。筋を弛緩させる基準としてパルスに対して下顎が1.0mm前後、挙上する状態を30~40分持続させる。
【結果】マイオモニターの電気刺激により、筋が一過性に収縮し、マッサージ効果により筋中の労排物や拘縮が除去され、筋は正常に復し、生理的平衡状態となる。この位置から1.5~2.0mmの下顎挙上位、すなわちマイオセントリックを設定しこの位置で無歯顎者の咬合採取、咬合に起因した顎関節症の咬合構成を行う。またマイオモニターでの咀嚼筋群の一過性収縮を床義歯の動的印象に応用する。