ムコ蛋白
- 【読み】
- むこたんぱく
- 【英語】
- mucoprotein
- 【辞典・辞典種類】
- 歯科臨床検査事典
- 【詳細】
- 【同】プロテオグリカン、グリコプロテイン
【定義】血清蛋白の1種であり、アルブミンとリポ蛋白以外の糖蛋白のことを指し、種々の糖およびその誘導体と蛋白質の結合したものである。つまり、糖質を含む複合蛋白を指し、糖蛋白と同意語である。蛋白が主体でこれにかなりの量の糖質が結合したもの、さらに糖質のなかでヘキソサミン含量が4%以下のものを糖蛋白、それ以上のものをムコ蛋白と区別している場合もある。炎症や腫瘍、外傷などで血清ムコ蛋白量が増加する。酸性ムコ多糖体の組織内蓄積と尿中への過剰排泄がみられる疾患をムコ多糖体蓄積症という。
【適応疾患名】閉塞性黄疸、ウィルス性肝炎、肝腫瘍。
【検査法】血清0.5mlに過塩素酸液を2.5ml混和する。ムコ蛋白以外の蛋白質は凝固して混濁するので濾紙で除去する。
濾液5mlに5%リンタングステン酸液1mlを加え、ムコ蛋白を凝固させてビュレット試薬で発色させ、吸光光度計で吸光度を測定し、計算によりムコ蛋白量を求める。