逆根管治療の適応症
- 【読み】
- ぎゃくこんかんちりょうのてきおうしょう
- 【英語】
- indication of retrograde endodontics
- 【書籍】
- Endodontic Breakthrough 逆根管治療の真髄
- 【ページ】
- 38
キーワード解説
逆根管治療の適応症として以下が挙げられる。1.いかなる原因であれ、根管の根尖側1/3に直接アクセスできない場合、2.根尖から逸出した材料が原因の根尖病変、3.根尖付近のパーフォレーション、4.根尖の閉鎖処置に失敗した根未完成歯、または逆根管充填が不十分な症例、5.根尖病変をともなった歯根の水平破折、6.十分な根管治療がされているにもかかわらず治癒しない場合、7.根管治療中に症状の悪化が長引く、あるいは繰り返す場合、または根管治療が十分に行われたにもかかわらず、説明がつかない痛みが続く場合、8.バイオプシーが必要な場合、9.非常に大きな根尖病変、10.根尖部が破壊された根管。