Cairoの分類
- 【読み】
- かいろのぶんるい
- 【英語】
- Cairo's classification of gingival recession
- 【書籍】
- PRD YEARBOOK 2019
- 【ページ】
- 150
キーワード解説
Cairoは、頬側と隣接面のクリニカルアタッチメントレベルに基づき歯肉退縮を下記の3つに分類した(Cairo et al, J Clin Periodontol 2011;38:661-666)。歯肉退縮の治療における実用的な分類法となっている。
Recession Type 1:隣接面の付着が喪失していない。近遠心ともにセメント-エナメル境が視認できない。
Recession Type 2:隣接面の付着の喪失をともなう歯肉退縮がみられる。隣接面のアタッチメントロスの量は頬側のアタッチメントロスの量と同等か、少ない。
Recession Type 3:隣接面の付着の喪失をともなう歯肉退縮がみられる。隣接面のアタッチメントロスの量が頬側のアタッチメントロスの量を上回っている。