double-sided entire papilla preservation technique
- 【読み】
- だぶるさいでっどえんたいあぱぴーらぷりざべーしょんてくにっく
- 【英語】
- double-sided entire papilla preservation technique
- 【書籍】
- フラップデザイン アドバンス編
- 【ページ】
- 140
キーワード解説
頬側・舌側それぞれにEntire Papilla Preservation Technique (EPPT)のフラップを適応することで、頬・舌側の両側に拡がる骨欠損を有する症例には不適応とされていたEPPTの欠点を克服する、2023年にOgawa らが考案した術式。Ogawa らは、頬側から反対側(口蓋側あるいは舌側)まで進行した1 ~ 2 壁性の骨欠損ではEPPT が適応できないことを解決するために、頬側と舌側にそれぞれ縦切開を行い、両側からトンネル状にフラップを剥離して骨欠損にアプローチした。この手法は、一度の手術で両サイドの骨欠損の再生を得ることができるすぐれた術式で、今日多くの術者がこの方法を応用している。