専門情報検索 お試し版

AEFSB system

【読み】
えー・いー・えふ・えす・びー・しすてむ
【英語】
AEFSB system
【書籍】
Quintessence DENTAL Implantology 2025年No.4
【ページ】
38

キーワード解説

Spearが提唱した歯科における検査・診断と治療に関する考え方。
1986年にEsthetics(審美)、Function(機能)、Structure(構造)、Biology(生物学)の 4つの項目から構成されるEFSB systemを提唱し、2020年にはAirway(気道)を加えたAEFSB systemとした。
治療計画時は、まず顔貌や口腔内の状態および問診から気道関連の問題の可能性を確認し、必要に応じて睡眠呼吸検査を行う。ついで、顔貌から上顎中切歯の位置に関する審美的評価、顎関節や咀嚼筋などの機能的評価、無髄歯や修復物などの構造的評価、最後に炎症の有無などの生物学的評価を行う。実際の治療では、その逆の順に行っていく。