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歯周炎ステージI・II・IIIの診療ガイドライン

【読み】
ししゅうえんすてーじI・II・IIIのしんりょうがいどらいん
【英語】
Guideline on treatment of stage I・II・III periodontitis
【書籍】
歯周炎ステージI・II・III診療ガイドライン

キーワード解説

“歯周炎ステージI・II・IIIの診療ガイドライン”(以下、EFPガイドライン)とは、2018年に発表された“歯周病およびインプラント周囲組織の疾患と状態に関する新分類”に基づき策定されており、各項目に関連する15本のシステマティックレビューとともに、2020年7 月にJournal of Clinical Periodontologyの特集号として出版されたガイドラインである。
EFPガイドラインの目的は、エビデンスと専門家の合意に基づき、歯周炎ステージI・II・IIIの治療に関する推奨事項を提供することである。また、エビデンスベースのガイドラインを策定することで、歯周治療の質を向上させ、歯周炎による歯の喪失を減らし、全身の健康とQOLの向上を目指している。エビデンスと専門家の意見を基に会議が行われ、歯周炎ステージI・II・IIIの治療に関する62項目の、“推奨の強さ”と“コンセンサスの強さ”が決定された。