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マイナーロールテクニック

【読み】
マイナーロールテクニック
【英語】
minor roll technique
【書籍】
Quintessence DENTAL Implantology 2026年No.1
【ページ】
128

キーワード解説

インプラント二次手術時に用いられる軟組織マネジメントテクニックの一つ。本テクニックは、インプラント埋入位置に合わせてU字型の切開を加え、同部の上皮を排除したのちに歯槽頂部の軟組織を頬側に回転・移動させることで、唇側軟組織のボリュームと厚みを増やすことができる。
似た手法として、インプラントの口蓋側から有茎弁で結合組織を剥離し、頬側に移動させてボリュームを増やす「ロールテクニック」も挙げられるが、使える結合組織のボリュームに限界があったり、質のすぐれた結合組織が使いにくかったり、インプラント口蓋側の軟組織の垂直高さが低くなってしまったりといったデメリットがある。
なお、二次手術の段階で両隣在歯に比べて十分な軟組織の高さがない場合や、水平的なボリュームが明らかに足りない場合にはCTG(結合組織移植術)の併用が必要となることに注意したい。