難抜歯における補助的外科処置
- 【読み】
- なんばっしにおけるほじょてきげかしょち
- 【英語】
- djunctive surgical therapy for complicated tooth extraction
- 【書籍】
- 抜歯手術 上
- 【ページ】
- 122,124
キーワード解説
鉗子やヘーベルによる通常の操作で抜歯できるものは普通抜歯とよばれる。これに対して、鉗子やヘーベルだけで抜歯することが難しいものは難抜歯とよばれ、補助的外科処置として、歯冠隣接面の削除や被覆歯肉の切除、歯肉骨膜弁の剥離・挙上、歯冠歯根分離、歯根分割、骨削除などが必要となる。術前の口腔内所見とエックス線画像検査で難抜歯になる要因があり、鉗子とヘーベルだけで抜歯することが難しいと判断した場合は、速やかに歯肉骨膜弁を挙上し、明視下・直視下で、歯に対する処置(歯冠、歯根の分割や削除)や骨に対する処置(削除や開削)を行い、手際良く短時間で抜歯を終えることが重要である。