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局所麻酔薬アレルギー

【読み】
きょくしょますいやくあれるぎー
【英語】
local anesthetic allergy
【書籍】
抜歯手術 上
【ページ】
87

キーワード解説

アレルギー反応にはI型からIV型まで4つの型があるが、局所麻酔薬で発生するアレルギーは、I型(即時型、アナフィラキシーショック)とIV型(遅延型)の2つである。局所麻酔薬自体のアレルギーは極めてまれであり、局所麻酔薬で生じる異常反応の約1%以下と考えられている(McCaughey, 1992)。またその多くが遅延型アレルギーで、局所麻酔薬に含まれている酸化防止剤のピロ亜硫酸ナトリウムに対するアレルギー性接触性皮膚炎である。IV型は数時間から数日後に皮膚症状として現れ、生死にかかわることはない。一方、I型のアナフィラキシーショックは、数分~30分以内に症状発現し、経過が速く、対応が遅れると致死的となりうるため、迅速な診断と心肺蘇生に準じた処置が求められる。