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NCDs

【読み】
えぬしーでぃーず
【英語】
non-communicable diseases
【書籍】
ザ・クインテッセンス 2026年3月号
【ページ】
88

キーワード解説

NCDs(non-communicable diseases、非感染性疾患)とは、細菌やウイルスなどの病原体による感染ではなく、不健康な食事、運動不足、喫煙、過度の飲酒といった生活習慣や、加齢、遺伝的背景などが複雑に関与して発症、進行する慢性疾患の総称である。いわゆる“生活習慣病”に、メンタルヘルスや慢性呼吸器疾患を加えた構成である。う蝕や歯周病など主な口腔疾患もNCDsに含まれる。
WHO(世界保健機関)は、心血管疾患、がん、糖尿病、慢性呼吸器疾患をNCDsの四大疾患として位置づけており、世界の全死亡の約8割がこれらに起因すると報告している。
NCDsは高齢になるほど有病率が上昇し、長い時間軸で生活機能や生命予後に影響を及ぼす。WHOは最重要公衆衛生課題としてNCDsの予防と長期管理の重要性を強調している。