インプラント周囲軟組織裂開(PSTD)
- 【読み】
- いんぷらんとしゅういなんそしきれっかい
- 【英語】
- peri-implant soft tissue dehiscence
- 【書籍】
- ザ・クインテッセンス 2026年8月号
- 【ページ】
- 110
キーワード解説
「PIDの予防とマネジメントに関するAO/AAPコンセンサス」(2025年)および関連するシステマティックレビューにより、インプラント周囲軟組織の裂開・不調和は、インプラント周囲軟組織裂開、粘膜退縮、粘膜レベル根尖側移動の3つに分類された。
そのなかでインプラント周囲軟組織裂開(PSTD)は、反対側同名歯のセメント‐エナメル境または理想的な歯肉辺縁位置と比較して、インプラント周囲軟組織辺縁が根尖側に位置している状態を示す。
Tavelliら(2025年)がインプラント周囲軟組織の裂開・不調和の発生率を分析した結果、PSTDの発生率は、1年以内で33.3%、3~5年で38.3%、5年以降で64.5%であった。