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粘膜レベル根尖側移動(ASML)

【読み】
ねんまくれべるこんせんそくいどう
【英語】
apical shift of the mucosal level
【書籍】
ザ・クインテッセンス 2026年8月号
【ページ】
110

キーワード解説

「PIDの予防とマネジメントに関するAO/AAPコンセンサス」(2025年)および関連するシステマティックレビューにより、インプラント周囲軟組織の裂開・不調和は、インプラント周囲軟組織裂開、粘膜退縮、粘膜レベル根尖側移動の3つに分類された。
そのなかで粘膜レベル根尖側移動(ASML)は、補綴装置装着時の粘膜レベルの位置と比較して、時間の経過とともにインプラント周囲軟組織辺縁が徐々に根尖側へ移動している状態を示す。
Tavelliら(2025年)がインプラント周囲軟組織の裂開・不調和の発生率を分析した結果、ASMLの発生率は、1年以内で15.3%、5年以降で35.1%であった。