下顎運動を司どる筋
- 【読み】
- かがくうんどうをつかさどるきん
- 【英語】
- Muscles、control of mandibular movement
- 【辞典・辞典種類】
- 新編咬合学事典
- 【詳細】
- 下顎を運動させるために働く筋の総称名で、咀嚼筋がその主体である。各筋は、複雑な協調あるいは拮抗作用によって、下顎の運動や顎位の決定に直接的ないしは間接的に関与している。下顎運動を司どる筋の機能は複雑であるが、その付着部を基準に下顎を動かす方向によって、次の筋群に分類することができる。1)開口筋(開口運動を司どる筋) 2)閉口筋(閉口運動を司どる筋) 3)前方運動を司どる筋 4)後方運動を司どる筋 5)側方運動(偏心性)を司どる筋 6)側方運動(求心性)を司どる筋。
⇒開口筋、閉口筋、前方運動を司どる筋、側方運動(偏心性)を司どる筋、側方運動(求心性)を司どる筋