顎外科矯正手術
- 【読み】
- がくげかきょうせいしゅじゅつ
- 【英語】
- Orthognathic surgery
- 【辞典・辞典種類】
- 新編咬合学事典
- 【詳細】
- 顎変形症の外科的治療技術の進展により、近年では上下顎のサイズと位置関係の不正に対する是正可能な範囲が広くなっている。下顎枝矢状面分割術（オッペゲーザ法）は、骨格性下顎変形症の外科的矯正法として、下顎枝を矢状面で内側と外側の2つの骨片に分割し、下顎骨体を適切な位置に移動して固定を行なう。
頭蓋下顎障害においては本法を応用する段階では、すでに他覚的・自覚的な症状が軽減・安定していることが原則である。TMD-2によれば頭蓋下顎障害の疼痛や機能障害を軽減することだけを目的とした骨格性不調和に対する外科治療は禁忌とされる。
⇒骨切り術