機能不全指数
- 【読み】
- きのうふぜんしすう
- 【英語】
- Dysfunction index
- 【辞典・辞典種類】
- 新編咬合学事典
- 【詳細】
- 顎口腔系の健康状態を表すための指数で、Helkimo(1974)により提唱されたため、Helkimo indexとも呼ばれる。問診機能不全指数と臨床機能不全指数がある。前者は被験者を3群に分類する。
0は自覚的に無症状。
1は中等度の、顎関節雑音、顎の疲労/痛み。
2は重症の、痛み、顎運動の困難、運動不全、ロッキング、脱臼である。
後者は術者による臨床診査に基づくもので、次の4群に分類される。
0は臨床的に無症状。
1は軽度。
2は中等度。
3は重症。
この考え方は、その後のClaytonによるパントグラフ再現指数(PRI)にも影響を与えている。