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クオリティ・オブ・ライフ

【読み】
くおりてぃ・おぶ・らいふ
【英語】
Quality of life
【辞典・辞典種類】
新編咬合学事典
【詳細】
⇒痛み 
痛みは、生体組織の損傷またはその可能性のある侵害刺激が個体に起こす不快な感覚的および情動的な経験とされる。疼痛閾値は、その個体が感知できる最小の痛みであり、疼痛耐(容)性はその個体が耐えられる最大レベルの痛みである。
痛みは英語のpainの対応語であるが、北米ではpainは身体的および精神的な苦痛をさす用語で、日本における疼痛や痛みの用語が主として顕性の肉体的な痛みをさすのに比較してより広い範囲を含むものである。一方、フランスにおいてはpainは主として精神的な苦痛をさすとのことで、painの意味は文化圏により異なることを知る必要がある。米国の口腔顔面痛、とくに頭蓋下顎障害に関する代表的な学会、American Academy of Orofacial Pain(旧名)American Academy of Craniomandibular Disorders)のpainの意味は広義のものである。
90年代になってから広く使用されるようになった、クオリティ・オブ・ライフquality of lifeは直訳では「生活の質」と訳される。painは快適性を損なうことによりこのクオリティ・オブ・ライフを障害するものである。その意味ではcomfortの反意語がpainである。アメニティamenityも同じくpainの対立概念であるが主として環境の快適性をさす(英国ではamenity bedは差額ベッドを意味する)。
painはその領域から、肉体的苦痛および精神的苦痛に、痛みは、生理学的に体性痛と内臓痛に、体性痛はさらに表在痛と深部痛に分けられる。また、臨床的には急性痛と慢性痛に分けられる。部位から異所痛、投影痛または関連痛の命名もある。
急性痛acute painは、OPG-3によれば、正常な治癒期間または、開始因子あるいは原因因子の中立化に必要な期間の間の不快な感覚(古典的な定義では6か月以内との条件がついていた)。また、GPT-6では、短期間の比較的激しい経過を示す疼痛と定義されている。
慢性痛chronic painは、それ以外の異常や疾患が消失した後に遺残する痛み、典型的には急性の損傷または急性痛から6か月もしくは通常の治癒期間を越えるもの。感覚面、知覚面、および情動面から不快な経験で、行動面および精神面の反応をともなうものである。痛みは、生体組織の損傷またはその可能性のある侵害刺激が個体に起こす不快な感覚的および情動的な経験とされる。疼痛閾値は、その個体が感知できる最小の痛みであり、疼痛耐(容)性はその個体が耐えられる最大レベルの痛みである。
痛みは英語のpainの対応語であるが、北米ではpainは身体的および精神的な苦痛をさす用語で、日本における疼痛や痛みの用語が主として顕性の肉体的な痛みをさすのに比較してより広い範囲を含むものである。一方、フランスにおいてはpainは主として精神的な苦痛をさすとのことで、painの意味は文化圏により異なることを知る必要がある。米国の口腔顔面痛、とくに頭蓋下顎障害に関する代表的な学会、American Academy of Orofacial Pain(旧名 American Academy of Craniomandibular Disorders)のpainの意味は広義のものである。
90年代になってから広く使用されるようになった、クオリティ・オブ・ライフquality of lifeは直訳では「生活の質」と訳される。painは快適性を損なうことによりこのクオリティ・オブ・ライフを障害するものである。その意味ではcomfortの反意語がpainである。アメニティamenityも同じくpainの対立概念であるが主として環境の快適性をさす(英国ではamenity bedは差額ベッドを意味する)。
painはその領域から、肉体的苦痛および精神的苦痛に、痛みは、生理学的に体性痛と内臓痛に、体性痛はさらに表在痛と深部痛に分けられる。また、臨床的には急性痛と慢性痛に分けられる。部位から異所痛、投影痛または関連痛の命名もある。
急性痛acute painは、OPG-3によれば、正常な治癒期間または、開始因子あるいは原因因子の中立化に必要な期間の間の不快な感覚(古典的な定義では6か月以内との条件がついていた)。また、GPT-6では、短期間の比較的激しい経過を示す疼痛と定義されている。
慢性痛chronic painは、それ以外の異常や疾患が消失した後に遺残する痛み、典型的には急性の損傷または急性痛から6か月もしくは通常の治癒期間を越えるもの。感覚面、知覚面、および情動面から不快な経験で、行動面および精神面の反応をともなうものである。