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グレンジャー

【読み】
ぐれんじゃー
【英語】
E.R.Granger
【辞典・辞典種類】
新編咬合学事典
【詳細】
McCollumの弟子。カリフォルニア・ナソロジカル・ソサエティー発足当初からの会員。Stallard、Stuartらとともに、チャーター・メンバーとしてナソロジーの発展に貢献。1955年、スロット型顆路と2軸性機構をもつ全調節性咬合器、ナソレータを開発。McCollumのナソスコープの思想をもっとも忠実に踏襲した。1950年代後半から1960年代にかけて、カリフォルニア・ナソロジカル・ソサエティーがバランスド・オクルージョンを否定し、ミューチュアリー・プロテクテッド・オクルージョンを天然歯の理想咬合として認めるに至り、カリフォルニア・ナソロジカル・ソサエティーを脱会。師McCollumの教えを守り、理想咬合としてバランスド・オクルージョンを支持した。1968年、ナソレータを母体とするシミュレータ咬合器を完成。主著にPractical procedures in oral rehabilitation(1962)がある。