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咬頭平面

【読み】
こうとうへいめん
【英語】
Cusp plane
【辞典・辞典種類】
新編咬合学事典
【詳細】
臼歯の咬合面上で定義される基準平面の解剖学用語。GPT-6では、臼歯の2つの頬側咬頭頂と舌側咬頭頂のうち高いほうの咬頭頂によって定める平面、と定義されている。3咬頭頂平面ともいう。平均的な咬頭傾斜cusp slopeと咬頭平面のなす角度を咬頭傾斜角といい、平均的な咬頭傾斜と水平基準面のなす角度を有効咬頭傾斜角という。
下顎運動との関連で咬合の解析を行なうには、咬頭平面に対する咬頭傾斜角ではなく、水平基準面に対する有効咬頭傾斜角の値が必要になる。保母ら(1995)は、顆路、切歯路および臼歯離開量の標準値から下顎運動理論式を用いたコンピュータ演算により、有効咬頭傾斜角の標準値を推定している。その結果によると、第2大臼歯における有効咬頭傾斜角の標準値は、矢状有効前方咬頭傾斜角が27度、前頭側方有効咬頭傾斜角が作業側で14度、非作業側で21度であった。これをベースにして保母らは咬合の基準とすべき有効咬頭傾斜角の基準値として矢状有効前方咬頭傾斜角は25度、前頭有効側方咬頭傾斜角は作業側で15度、非作業側で20度という値を提示している。これに基づき保母、高山(1995)は新補綴臨床術式ツインステージ法を提案している。