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剪断咬頭

【読み】
せんだんこうとう
【英語】
Shearing cusp
【辞典・辞典種類】
新編咬合学事典
【詳細】
⇒シァリング・カスプ 
非機能咬頭の別名。剪断咬頭と訳される。上顎臼歯の頬側咬頭と下顎臼歯の舌側咬頭を意味する。これらの咬頭が食物を剪断するために使われることから、この呼び名がある。シァリング・カスプは、相対合する歯の咬合面に対し鋭利な角度をもつ必要がある。そのため、この咬頭は機能咬頭よりも小さく、頬舌的に幅が狭い。非機能咬頭がシァリング・カスプと呼ばれるのに対し、機能咬頭はスタンプカスプ(粉砕咬頭)と呼ばれることがある。