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僧帽筋

【読み】
そうぼうきん
【英語】
Tranpezius muscle
【辞典・辞典種類】
新編咬合学事典
【詳細】
僧帽筋は浅背筋に分類される筋で、外後頭隆起、上項線、項靭帯、第7頸椎以下の胸椎の棘突起に起始し、肩甲棘、肩峰、鎖骨に停止する。三角形の大きな筋である。肩を引きあげ、肩甲骨を回転する。胸を張る姿勢ではこの筋は短縮し、いわゆる猫背では伸張する。
頭蓋下顎障害の患者においては圧痛または凝りを自覚することのある筋である。このため圧痛の検査部位に含む場合がある。上部(後頸部)、中部(肩部)、下部(背部)の3か所を患者座位にて検査する。ほとんどの場合、圧痛は軽度である。