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断層撮影法

【読み】
だんそうさつえいほう
【英語】
Tomography
【辞典・辞典種類】
新編咬合学事典
【詳細】
管球、被写体とフィルムの3者のうち、管球とフィルム、被写体とフィルムのいずれか2者を移動させることによって、被写体内部のある特定な面(断層面)のみを写し出し、それ以外の部分をぼかして不鮮明にするX線撮影法。一般には断層面を運動の中心に置き、管球とフィルムを同時に、同速度で互いに反対方向に移動させて撮影する。管球とフィルムの移動方向により直線軌道方式、円軌道方式、多軌道方式などがある。歯科領域で多用されるオルソパントモグラフィーは楕円軌道を描く多軌道方式の断層撮影法を応用している。