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癒着

【読み】
ゆちゃく
【英語】
Adhesion、Fibrous adhesion
【辞典・辞典種類】
新編咬合学事典
【詳細】
医学分野では隣接する構造体間の異常な繊維性の結合で、炎症過程の結果または損傷修復の結果として生じる場合をさし、繊維性癒着fibrous adhesionは同義語である。これには次の3つが含まれる。関節包癒着capsular adhesionは関節包組織の線維症のことである。関節包外癒着extracapsular adhesionは筋や靱帯のような関節包周囲組織の線維症のことである。
関節包内癒着intracapsular adhesionは関節包内の内面で生じる線維症で、結果として関節の運動範囲を減少させる。繊維性強直症fibrous ankylosisは同義語である。復位不能円板転位では上関節腔に関節包内癒着が認められることが多い。Kaminishiら(1989)によれば、これは関節写真所見から線維帯、線維滑膜帯、関節包線維症、偽壁などに分類される。関節包内癒着では関節鏡下手術などが応用される。軽度のものは可動化療法により処置することも可能である。