アーチワイヤー
- 【読み】
- あーちわいやー
- 【英語】
- arch wire
- 【辞典・辞典種類】
- 歯科矯正学事典
- 【詳細】
- (同)アーチブランク
矯正力を発揮させるために,種々の形態に屈曲された矯正用ワイヤーの総称で,ブラケットやバッカルチューブに装着して使用する.アーチワイヤーを部分的に使用するものをセクショナルアーチワイヤーとよぶ.
【分類】(1)ワイヤーの断面形態:大別して角線(レクタンギュラーワイヤー),円線(ラウンドワイヤー)があり,その他前歯部が角線で臼歯部が円線のコンビネーションワイヤー,数本のワイヤーを束ねたツイステッドワイヤーやコアックスワイヤー,ユニバーサル装置に使用するフラットワイヤーなどがある.(2) ワイヤーの材料:ステンレススチール,コバルト系合金,ニッケルチタン合金などがある.(3)ワイヤーの作用:一般に歯を積極的に移動するためのアクティブファンクションを有するワイヤー(アクティブアーチ)と移動した歯を止めるためのパッシブファンクションを有するワイヤー(パッシブアーチ)があるが角の形状記憶合金線の応用とともにアクティブアーチとパッシブアーチの両方の作用を持つものもある(.016"×.016"Ni‐Ti wire,.018"×.018"Ni‐Ti wire,.020"×.020"Ni‐Ti wire).(4)形態および用途:治療の各段階に応じて特殊な形態を付与したものをアイディアルアーチとよび,テクニックや用途などにより種々のアーチワイヤーが存在する.