アルブライト症候群
- 【読み】
- あるぶらいとしょうこうぐん
- 【英語】
- Albright’s syndrome
- 【辞典・辞典種類】
- 歯科矯正学事典
- 【詳細】
- 線維性骨異形成症,不規則な皮膚の色素沈着(典型的なものはカフェオレ斑とよばれる),女性の性的早熟を三主徴とする症候群である.女性に多くみられ,症状はとくに下肢骨などの長管骨に生じ 次いで頭蓋骨,肋骨,顎骨などが侵される.X線像ではすりガラス状不透過像を示す.治療法として有効なものはないが,病的骨折には治癒能力がほぼ正常に保たれているため,病巣の掻爬,骨片の移植が行われたり変形に対しては骨切除術が行われる.