アンチモンソンカーブ
- 【読み】
- あんちもんそんかーぶ
- 【英語】
- anti-Monson curve
- 【辞典・辞典種類】
- 歯科矯正学事典
- 【詳細】
- モンソンの球面説から導かれた下方に向かう凸型調節彎曲であるモンソンカーブとは逆の上方へ向かった凸面を形成する咬合彎曲である.アンチモンソンカーブは,咬耗咬合により彎曲が平坦となり,さらに咬耗を受けると生じてくる.マーフィーの咬耗の7段階によると上顎は舌側咬頭が摩耗し,下顎は頬側咬頭が咬耗することによりアンチモンソンカーブとなっていく.矯正治療において歯のレベリングを行うことはいい換えれば咬合彎曲を平坦にすることとなる.