MPD症候群
- 【読み】
- えむぴーでぃーしょうこうぐん
- 【英語】
- MPD syndrome, myofascial pain dysfunction syndrome
- 【辞典・辞典種類】
- 歯科矯正学事典
- 【詳細】
- 咀嚼筋障害を主徴候とした症候群.顎関節症I型.顎関節症の中で顎関節に器質的変化を認めず,顎関節よりも咀嚼筋に機能障害が生じており,精神的ストレスにより咀嚼筋スパズムが要因で発症すると考えた症例にLask inが1969年に命名した.以来,MPD症候群は従来の顎関節症とは区別して考えられている.診断基準は外耳孔前方部,側頭部,下顎角部,後頭部,頸部などの一側性の鈍痛,咀嚼筋の圧痛,顎関節雑音,下顎運動制限を主要所見とし,顎関節部X線写真診査で器質的変化がみとめられないとされているが,顎関節雑音も含まれているために,顎関節症との鑑別診断がむずかしい場合もある.