カーブオブスピーのワイヤー
- 【読み】
- かーぶおぶすぴーのわいやー
- 【英語】
- curve of Spee wire
- 【辞典・辞典種類】
- 歯科矯正学事典
- 【詳細】
- ワイヤーにSpee彎曲が付与されたプリフォームのニッケルチタン合金ワイヤー.咬合挙上などオーバーバイトの咬合挙上による減少を必要とする場合,主に用いられる.他にもアーチレベリング,逆に使用することによりバイトクロージングにも使用でき,早期の三次元方向のコントロールに有効である.ラウンドワイヤーには 0.016",0.018",スクエアワイヤーには 0.016"×0.016",0.018"×0.018",0.020"×0.020",レクタンギュラーワイヤーには0.016"×0.022",0.017"×0.025",0.019"×0.025"などのサイズがある.また,アーチフォームには白人用,日本人用の形態がある.白人用のアーチフォームを日本人に用いると上顎前歯が前傾しやすいので注意が必要である.
→ナイチノールワイヤー,形状記憶効果