カウプ指数
- 【読み】
- かうぷしすう
- 【英語】
- Kaup index
- 【辞典・辞典種類】
- 歯科矯正学事典
- 【詳細】
- 小児の発育状態と体型を知るために使用される指数.カウプ指数は,身長(cm)と体重(g)を組み合わせた指数で{(体重g)/(身長cm)2}×10(10倍値はわが国の慣用)の式で求められ,年齢と比較的無関係に安定している.小児の身長発育は環境的要因に影響されることが少ないから,身長に見合う全般的発育を観察するために使用される.ただ小児の発育は個体差が著しく,各々の発育型があるから,評価するときには注意を要する.カウプ指数が22以上を太りすぎ,21.9-19.1を優良,19.0-15.0を正常,14.9-13.0をやせ型,12.9-10.0を栄養失調,9.9以下を消耗症としている.