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(下垂体性)巨人症

【読み】
(かすいたいせい)きょじんしょう
【英語】
(pituitary)gigantism
【辞典・辞典種類】
歯科矯正学事典
【詳細】
 各年齢の平均身長値より標準偏差の3倍以上ある場合を巨人症といい,そのなかで下垂体前葉ホルモン活性の病的亢進を原因とする病変を下垂体性巨人症という.下垂体前葉の好酸性細胞の増生または腺腫形成が原因である場合が大部分である.巨人症は発育期に成長ホルモンが過剰に分泌されることによって生じ 個体全体のバランスはよくとれた状態である.口腔ではしばしば歯の早期萌出や巨大歯がみられる.
→下垂体機能亢進症,末端肥大症