基準平面
- 【読み】
- きじゅんへいめん
- 【英語】
- standard plane
- 【辞典・辞典種類】
- 歯科矯正学事典
- 【詳細】
- 頭部X線規格側貌写真の分析を行う際に基準となる平面である.基準平面は計測平面との角度あるいは計測点との距離を計測することによって歯槽型および骨格型の不正の状態を診断するために用いる.基準平面にはS-N平面,フランクフルト平面,ボルトン平面などがある.S-N平面は頭部X線規格側貌写真の分析法であるノースウエスタン法,スタイナ一法の基準平面であり,フランクフルト平面はダウンズ法,ツイード法,コーベン法,ワイリー法の基準平面である.S-N平面は患者で直接観察できないなど欠点をもつが,設定し易く上顎や口蓋平面と強い関連性をもつ点が利点である.さらに,成長発育の評価に適している.S-N平面とフランクフルト平面がある一定の角度をもって前開きの症例は問題とならないが,前方で閉鎖する症例の場合(著しい下顎前突や開咬の場合)には頭蓋基底部に対する下顎下縁の傾斜を同様に示すSN-MdとFMAとでは評価が異なるので注意を要する.