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巨舌症

【読み】
きょぜつしょう
【英語】
macroglossia
【辞典・辞典種類】
歯科矯正学事典
【詳細】
(同)大舌症
 舌が著しく巨大なものをいう.先天的には筋線維の過剰発達による肥大,ダウン症候群など,後天的には末端肥大症,クレチン病などを原因とする.臨床的には舌側縁の歯による圧痕,開口時の舌による下顎歯列の被覆を認め,舌の過剰な機能力により空隙歯列弓,開咬,下顎前突などの不正咬合などの原因となる.矯正治療後の後戻りの防止を目的として舌縮小術が行われることがある.