くる病
- 【読み】
- くるびょう
- 【英語】
- rickets
- 【辞典・辞典種類】
- 歯科矯正学事典
- 【詳細】
- ビタミンD欠乏のために腸管からカルシウム,リンの吸収が障害され,腎においてもリンの再吸収が障害されるために起こる化骨障害である.発病は生後3~4ヵ月より2歳までの乳幼児に多い.四肢,手首または足首が肥厚し,長管骨は彎曲する.その他,頭蓋の軟化,胸郭の変形,肋軟骨の肥大,歯の生育の遅延,歯のカルシウム不足などがある.
【治療】ビタミンDおよび活性型ビタミンD3の投与が行われる.歯科関連では歯のカルシウムとの関連が重要である.