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口蓋形成術

【読み】
こうがいけいせいじゅつ
【英語】
palatoplasty
【辞典・辞典種類】
歯科矯正学事典
【詳細】
 口蓋形成術とは広義的には口蓋裂,口蓋瘻,腫瘍手術後の口蓋欠損などの修復手術を意味するが,一般的には口蓋裂に対する形成手術のことを指している.手術術式は単に口蓋を閉鎖するのみではなく,術後の言語機能を考慮して,口蓋粘膜弁を後方へ移動させるプッシュバック法が最適とされている.現在では口蓋帆挙筋の筋輪形成を組み合わせた手術が最も利用されている.手術年齢は1歳6ヵ月から2歳ころが正常言語習得のためにも,顎発育障害の軽減のためにも最適と考えられている.口蓋形成術後に言語障害を起こした症例には,言語訓練,口蓋閉鎖床,スピーチエイドなどが適用され,症例によっては二次口蓋形成術が行われる.また術後に顎発育障害が必発するため,歯科矯正治療が行われる.
→唇顎口蓋裂などに伴う咬合異常の治療