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骨芽細胞

【読み】
こつがさいぼう
【英語】
osteoblast
【辞典・辞典種類】
歯科矯正学事典
【詳細】
(同)造骨細胞,オステオブラスト
 骨の添加をつかさどる細胞である.骨形成部の表面に単層配列した細胞層として認められ,骨基質の形成,石灰化,電解質代謝への関与,さらには破骨細胞の分化,誘導にも重要な役割を果たしていると考えられる.未分化間葉系細胞である骨原性細胞より分化し,骨基質が形成されると自らその中に埋入して代謝活性の低下した骨細胞となるが,骨芽細胞の大きさや形態は年齢,代謝活性,ホルモンなどにより影響されるといわれる.顎顔面の骨の成長に際してのみならず,矯正力や整形力を作用させたときにこの細胞が活性化し骨添加を行う.